宝寿茶
「どうしてこんなにおいしいの?」
18年間、心もうるおしてくれる不思議なお茶。
編集部 小西由希
18年前、私がハルメクに入社した頃、会社のお茶はこの「宝寿茶」でした。給湯室に茶葉と急須が置いてあり、「自由に淹れて飲んでよい」仕組み。
体を整える和漢が18種もブレンドされている野草茶です。
コーヒーや緑茶も好きで、豆の種類や焙煎、淹れるときのお湯の温度にまでこだわっていたため、最初は「和漢のお茶」に関心がありませんでした。
でも仲の良い同期がマグカップになみなみと宝寿茶を入れ、いそいそとデスクに戻っていく姿を何度も見たのが、興味をもったきっかけでした。
その同期に「おいしいの?」と聞くと、「うん、すごくおいしい! しかも何回も飲めるの」と。
●コーヒーを飲むような満足感で、後味はやさしい
・お湯は熱湯でOK。
試しに飲んで「おいしい!」と驚きました。
ほうじ茶のように香ばしくて、風味が濃厚でコーヒーを飲んだ時のような満足感があるのに、後味はやさしい。
おいしくて飲んでいるのですが「体にいいものを飲んでいる」という心の満足感も得られます。
最近の在宅ワークのお供は、もっぱらこのお茶。温かい宝寿茶の味が好きで、上の写真のように茶こしに茶葉を入れて繰り返し飲んでいます。
お湯をわかして注いだら香ばしい香りとともにすぐお茶が出て、待たなくていいのが忙しい朝に嬉しいポイントです。
●料理でもとってもおいしい! おすすめは鶏の宝寿茶煮
おいしいので、料理にも使っています。
豚肉や鶏肉を紅茶で煮ていましたが、それを宝寿茶に変えてみたら大正解!
独特の香ばしさが加わりつつ、とがった感じがなく後味がやさしくなりました。
〈レシピ〉鶏肉の宝寿茶煮
1.鶏もも肉1枚をタコ糸でしばり、宝寿茶10gのティーバッグ1袋と一緒にひたひたの水に入れて煮立たせ、弱火にしてから30〜40分煮ます。
2.つけダレに白髪ネギと一緒につけ込み、完成。冷蔵庫で一晩冷やしておき、冷菜としても。
・つけダレの材料(しょうゆ・お酢:各大さじ2、砂糖・ごま油:各大さじ1/2)
●お肉がふっくらジューシーに
宝寿茶は紅茶と同じくらい色が濃いので、おいしそうな茶色が表面にしっかりつきます。
その他、作り置きでお弁当のおかずにも活躍するのが宝寿茶の漬けたまご。
●宝寿茶の漬けたまごで、ヘルシーお弁当
煮卵をよく作り置きするのですが、出汁多めで漬け汁を薄めにしておかないと、味が濃く入って3日目にはしょっぱくなってしまう……のが悩みでした。
それを宝寿茶に替えるとしょっぱくならないですし、ほうじ茶の香ばしい香りが卵にうつって「体にいいものを食べている」実感がわくように。
それまでは「ごはんのおかず」だったのですが、宝寿茶パワーって本当に不思議です。
・ある日のお弁当。
この味、一度飲むと虜になる方も多いと思います。
コロナ禍以前は神楽坂の「ハルメク おみせ」で試飲を行っており、飲んだ方が「おいしい!」とこぞって買ってくださるほどでした。
ハルメクの通販でも、私が入社した頃からず〜っと売れているお茶です。
●茶葉に違いが。私は素材が大きい1kg派
・左:1kg、10gのティーバッグの茶葉。右:3gのティーバッグの茶葉。
この「宝寿茶」、ティーバッグの種類やサイズによって茶葉に違いがあります。
左の1kg、10gのティーバッグの茶葉の方がハトムギなどの素材が大きくゴロッと入っています。右の3gのティーバッグの茶葉は素材が刻まれ細かくなっています。
・1kgと10gのティーバッグの茶葉。10gのティーバッグは最大3l(リットル)繰り返し抽出できます。
・3gのティーバッグの茶葉。ティーバッグ1包で2〜3杯飲めます。
茶葉の素材はどちらも和漢18種で同じですが、3gのティーバッグは少量でもしっかり抽出できるように、茶葉をより細かくしてあります。
茶こしを洗う必要もなく、マグカップにポンと入れるだけでおいしい宝寿茶が飲めてラクなのは3gのティーバッグ。
でも私は1kgや10gのティーバッグに入っている、ごろりと大きなハトムギが大好き!
女性にとって美容にも良い効果もあるので、いつも1kgの茶葉を選んでいます。もちろん3gのティーバッグにもハトムギは入っているのですが。
●1kgあると約半年はもちます
1kgで1万円以上と最初は躊躇しましたが、18種類も体に良い素材が入ったお茶は他にありません。また、約10gで最大3l(リットル)も飲めるので断然コスパがいい!
私は1kgあると約半年はもちます。
ちょっといい日本茶や紅茶ってもっと高額ですし、きちんと淹れないとお店で味わうような「あぁ、おいしい」と思える味になりませんよね。
その点、宝寿茶は熱湯を注ぐだけで安定のおいしさ。和漢がいろいろとれて、この先の健康のための投資にもなるんですもの。
これからも、仕事のおともに、リラックスタイムに、料理使いにとどんどん使って、体も心も整えていきたいと思います。