●足指広げて足指使いながら歩ける
●ダブルヒールカウンターでかかとの倒れ防止
●ハの字形状の靴底で抜群の安定感


【理学療法士監修】
まっすぐ歩くことを目指すスニーカー。

　理学療法士・湯浅慶朗さんがご自身が開発し特許を取得したインソール（中敷き）の効果を高める目的で作ったこだわりのスニーカーです。
　足がまっすぐ出やすく、重心を正しい位置（ニュートラルポジション）に導くことができます。
　ハト目（靴紐を通す穴）の位置を工夫したことで、歩行時の踏み返し位置に一番下の紐をしっかり締めることができ、屈曲しやすく、地面を蹴りだしやすいのが特長。また、ハト目の数を6つにし、足をしっかり固定しながら、足首の動きを妨げず、足の機能を最大限生かせるようにしました。

 

■ヒールカウンター（かかとの芯）
足を正しい位置に導くためにWヒールカウンターを採用。かかとが倒れない長さ（靴の長さの3分の1）と高さを考えた設計です。
かかとのフィット感を出すためにかかとまわりを湾曲にし、足首のクッションや履き口の絞りました。アキレス腱に引っ掛かるヒールカーブが足首のフィット感を高めます。

 

■小指側にゆとりのある木型
小指を使いやすいラインにしたので、足指を使って歩くことができます。

 

■ハの字の靴底
靴底は膝、腰が安定し着地の際にぐらつかず足を正しい位置に導くよう「ハ」の字の形状にしました。

 

■紐の太さや柔らかさにもこだわり
ほどけにくく、紐を強く締めても柔軟性があり足と靴を一体化できるよう工夫しました。

 

 

 

 

■適度な重みで安定した歩行を実現
手で持つと重みを感じて驚くかもしれませんが、足にフィットする作りなので履いて歩いてみると重さは感じにくくなっています。
重さのある靴は「振り子の原理」で足が前に進みやすい特徴があります。
また、靴底が船底のように台形になっているので、踵が安定し、歩行を助けてくれます。
ただし、そのためには「足に合っていること」が重要。靴紐を締めて足首や甲を抑え、靴と足が一体となるように履いてください。

■理学療法士　湯浅慶朗（ゆあさ・よしろう）さん
　足指研究所 所長。ひろのば体操の考案者。足指のスペシャリストとして、「ハルメクの靴」を共同開発。