印象をぱっと華やかに引き立てるブラウス。

　胸元のタックからふんわり広がる、バランスよく着こなせるシルエット。ハイネックが首元をきれいに見せてくれます。

■マイサ：素朴な道端の草花をモチーフに
北欧らしい小花が咲き乱れる愛らしいデザイン。作者のヘレナ・ペルヘーントゥパは、アメリカで学び後に「フィンレイソン」アトリエの主任として活躍。後にインドでデザイン学校を設立した、国際的な女性。

●洗濯機で洗えます！



Finlayson　フィンレイソン
北欧フィンランド最古のテキスタイルブランド。森と湖の国、フィンランドで200年にもわたり愛されてきた「フィンレイソン」。豊かな自然をモチーフにしたプリントは、日本でも人気を集めています。

また一方で「フィンレイソン」は、古くから女性をいちはやく雇用し、社会進出を後押ししてきた歴史もあることに、ハルメクは共感しています。

女性デザイナーたちが活躍したデザインアトリエ。

1951年、オリジナルのプリント生地を作るためにアトリエが設置されると、女性デザイナーたちが登用されました。

時はまだ戦後、厳しい生活を送る女性たちに働く場を与え、デザイナー教育も行った「フィンレイソン」。
1960年代に入ると多くの名作プリントが生まれ、テキスタイルデザインの黄金期を迎えます。

1960年代に生まれた、愛され続ける2つの柄。

今回は、大人女性のもつ美しさやかわいらしさを、引き出してくれそうな２柄をセレクト。

「タイミ」はフィンランドを代表するデザイナー、アイニ・ヴァーリ作。“小さな植物”という意味のロングセラーの柄です。
アイニは1951年に入社し、長く「フィンレイソン」の発展に貢献しました。

そして「マイサ」は北欧らしい小花が咲き乱れる愛らしいデザイン。
作者のヘレナ・ペルヘーントゥパは、アメリカで学び後に「フィンレイソン」アトリエの主任として活躍。後にインドでデザイン学校を設立した、国際的な女性です。