フィンランド生まれのやさしいデザインで、品よく華やぐ。

　「ファッションはアートのひとつ、毎日をわくわくさせるもの。そして環境の中で持続可能であるべき」。そう考えるデザイナーのパオラ氏。自然への敬意を込めた「松の木」の柄はエッジが効いていながら永く着られるデザインです。このいきいきとした作品を、ハルメクが大人の肌になじむ色にアレンジ。品のあるシャツ風に仕上げました。

●手ざわりなめらかなやわらかい生地
●ジャケットやカーデをあわせても素敵
●洗濯機で洗えます！

■デザイナーの世界観



　Ivana Helsinkiのデザインの根幹であり、私のインスピレーションの元となっているものは、フィンランドの自然、北欧のライフスタイル、そして、スカンジナビア・デザインの伝統です。

　いつも考えていることは、Ivana Helsinkiの洋服を着る人は1日に1回は「きれいね」や「かわいい」と褒められるべきだ、ということ。私は、商品ひとつひとつが毎日をわくわくさせる特別なものであるべき、と思っています。


　また、環境を大切にし、持続可能であることもこだわりのひとつです。「流行」を追うようなデザインではなく、タイムレスなデザインで、いつまでも着ていたいと思う服作りを目指しています。


　今回のデザインは、「松の木」がモチーフ。「Trees」というコレクションの中の1柄です。豊かな自然からインスピレーションを得てデザインしました。人間は、酸素を生み出す樹木が無ければ生きていけません。しかし、私たちは樹木の存在を当たり前のように思い、十分に尊敬できていないのではないでしょうか。自然は私たちの最も貴重な友人であり、命の恩人です。こういった思いを込めてデザインしました。


　「松の木」柄のプルオーバーはエッジが効いていて、でも同時にシックにも着こなせると思います。このデザインを身につけ、愛し、冒険をしてほしい、と願っています。

デザイナー：
Paola Ivana Suhonen（パオラ・イヴァナ・スホネン）
　1974年生まれ。ヘルシンキのアアルト大学とロサンゼルスのアメリカン・フィルム・インスティテュートで芸術修士を取得 。1998年にイヴァナ・ヘルシンキを設立し、CEO兼アートディレクターとして活動。ファッションのみならず、アート作品や映画製作、音楽製作、音楽イベントなどもプロデュースするクリエーターでもある。

ブランド：

Ivana Helsinki（イヴァナ・ヘルシンキ）
　1998年にデザイナーのPaola Ivana Suhonen（パオラ・イヴァナ・スホネン）によって設立。その独創性により、スカンジナビアを代表するファッションブランドとなる。フィンランドでは、ニューヨーク、パリコレクションにはじめて参加したブランドであり、国際的な企業とのコラボレーションも多い。
　全てのデザインがパオラのオリジナルであり、幼少期の思い出や、夢、風景、自然や動物に対する深い愛情に基づいた、美しいデザインワークが特徴。スラブ地方独特の憂愁や北欧、アメリカのヴィンテージを繊細に融合したノスタルジーあふれる作風で、ファッションのみならず、アート、写真、映像、音楽と幅広いジャンルの作品を生み出し続けている。2023年にはブランド創業25周年を迎えた。